吃音克服策

【吃音の克服】吃音を克服する思考法

吃音を治すことばかりに気を取られていませんか?

確かに吃音、どもりが出ると会話の流れがスムーズにいかなくなり、相手側にどう思われているだろうとか、簡単な会話でもどもってしまう自分に自信が持てなくなったりしてネガティブな気持ちに陥りがちです。

私も吃音歴20数年のベテランですが、こういったネガティブなマインドに陥ると

会話に自信がなくなる

⇒自分に自信が持てなくなる

⇒どもりがひどくなる

⇒会話に自信がなくなる・・

と、どんどん穴にハマっていきます。

この状態はとても厄介です。そもそも人間社会を成立させているのが会話を中心とするコミュニケーションのため、

「自分は会話がまともにできないんだ」という思想に凝り固まってしまうと最終的に一般社会から逃げてしまうことになってしまいます。

そうならないよう、今回は吃音を根本的に治す方法ではないものの、

「会話」に関してストレスをなくし、吃音を克服する「思考法」

を考えましたのでご紹介します。

この考え方を習慣化すると吃音の克服へ一歩前進するものと期待しています。

この記事が「より生きやすい人生を歩けるきっかけ」となれば私にとっても幸いです。

会話の一番の目的は自分の思うことを伝えること

いきなりですが「会話」って一体何のためにするのでしょうか。

当然意味のない、ただの時間つぶしの雑談もありますが「会話」とは、

「自分の考えを伝え、そして相手側の考えを受け取るという繰り返しの行為」だと思います。

よく会話のキャッチボールと言われますよね。

つまりコミュニケーションツールとしての会話で最も重要なことは

「自分の考えを相手側に正確に伝える」

ということです。このように考えてみると、「また吃音が出てしまった・・」というのは、

会話の目的を達成するための手段の段階で悩んでいるということになりますよね。

ここで思考を変えましょう。会話で重要なことは自分の考えを相手に伝えること。

それならば、

吃音で途切れ途切れになったとしても最終的なゴールを達成できれば、それで合格だと。

こういったマインドセットにより自分なりの吃音の克服が達成可能になります。

別に吃音を出してはいけない、なんてルールはありません。

吃音が出ている中、懸命に自分の意思を伝える

のと、

論理的に破綻している会話をする

とでは、どちらが「会話」として優れているでしょうか?前者であることは間違いありません。

言い方を変えると、

目的地であるA地点にたどり着く方法はいくつかありますが、

その中の多少時間がかかるルートを通ったとしても最終的に目的地であるA地点にたどり着ければそれで大差ないですよね?

このように、吃音でも相手方に自分の考えが伝われば合格と思考法を改めれば、吃音が出るから自分はダメだ。というネガティブ思考から脱却でき、吃音の克服へとつながります。

加えて、吃音があるからこそ「より分かりやすく、相手に伝わりやすいよう工夫をしよう」という熱意も持つことができます。

もちろん自分の話した内容が論理的に崩壊していて、何も理解できないようなものであれば仕方がないですが、どもりつつも最終的に相手方に自分の考えを理解してもらえばそれで会話の意義はほぼクリアしているんですよ。

相手はそこまで吃音を気にしていない!

吃音の考え方を改めたところでもう一度、自分と相手という関係を思い返しましょう。

また吃音がでてしまった・・と悩んでいるのは、いつもあなた自身ですが、

相手の気持ちを真剣に考えたことありますか?

ひょっとしたら、そこまで吃音のことを気にしていないかもしれません。

私も自分自身の評価として「結構どもってしまったな・・」と思うような会話でも、相手に聞いてみると「全然そんな印象なかった。」という答えが返ってくることもあります。

「どもりがひどい」、「吃音で自分の会話スキルはほとんどない・・・」と評価しているのは大抵「あなた自身」です。

人は一人一人考え方も印象も異なります。

神経質な人もいれば、鈍感な人もいます。

文系脳もいれば、理系脳もいます。

メールの冒頭では特に意味がないにも関わらず堅苦しい枕詞をつけなければならない、という思想の人もいれば、

役職なども何もつけず簡素な文体でメールを送ってくる人もいます。

吃音の受け取り方も人それぞれです。

あなたが気にしている吃音も相手は、うんともすんとも思っていないかもしれません。

あなたが吃音持ちという事実そのものを知らないという可能性もあります。

そういうときに自分自身だけ吃音に悩みって損してますよね?

確かに吃音の克服には、自分自身で吃音の分析をして出しづらい音に対する回避策や、自分なりのスムーズな会話法を磨いていく必要もあります。

しかし、必要以上に吃音に悩むことは人生を損してます。

「あなたが思っているほど、相手はあなたのこと気にしていない・・・・」

こう考えるだけで、吃音の克服へとつながります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

科学的な方法ではありませんが、吃音の克服を目指す思考法をご紹介しました。

吃音持ちで悩んでいる人はたくさんいますが、そのマインドを外に開放すると、吃音で悩んでいる度合いというのが、実はたいしたことはなかったということも往々にしてあります。

職場で隣にいる方のクセを常に気にして生きていますか?

人が個人的に悩んでいることって実はそんなに表面化していないこともありますよ(確かに周りに迷惑がかかるようなクセで本人も治そうという気がなさそう・・というものであれば少し注意が必要かもしれませんが)。

大事なのは、

吃音ということで「自分一人だけ」で「必要以上」に悩まないことです。

今回はそういう方向けに考え方を変える方法を紹介しました。自分に自信を持つようになる方法として参考にしていただければ幸いです。

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