吃音克服策

吃音(どもり)をなるべく出さない工夫

私は小学生のときから、言葉がよく「どもり」ます。いわゆる吃音というやつです。

普段の日常において、会話が全く続かないというレベルではないですが、

状況、相手、自分の精神状態によりどもりがよく出ることがあります。

大人になって比較的落ち着きましたが、電話の会話がうまくいかなかったり、

人前で話すときにどもりを抑えるために「えーと」を使いすぎてしまったり、

「もっと仕事ができるのに!」と悩むこともよくあります(というか毎日です)。

現在の医学で吃音を完全に治す治療法は確立されていないようです。

しかし、なるべく吃音が出ない・目立たないようにすることは、ある程度は可能

だと思っています。

この記事では、私が普段からやっている「なるべく吃音が出ない工夫」を紹介し、

「どもりで毎日苦しんでいる」という方への手助けとなりたいです。

また、そもそも吃音ってなんだ?という方には、

ただの電話でも吃音の人はここまで悩んでいる、ということが理解できると思います。

「どもり」を軽くすることはできる!

ゆっくり話す

「ゆっくり」と、話すこと。吃音が出やすい人にとっては一番大切かもしれません。

私もそうですが、どもるのを避けたいという潜在意識でなるべく早く会話を終わらせたいがため、早口になりがちです。

そして、早口になればなるほど、言葉のつっかえが増し、

結局何言っているかわかんないという状況になってしまいます。

ゆっくり呼吸をとりながら、ゆっくり話すことを意識しましょう。

早口のまま言葉がどもってしまうと、話すスピードとのギャップがあるためどもりが目立ちます。

ゆっくり話すことで、言葉のつっかえが起こりそうなときも、もともとゆっくり話しているので、体感的にそんなに気になりません。

精神を落ち着かせる

感情が高ぶっていると、つい言葉が前のめりになってしまい、興奮してどもりがよく出ます。

議論が続くと自分の意見が否定され、自分が良いと思わない方向へ話が進むことなんてよくあることです。

大事なのはそこで興奮しないことです。

高ぶった感情のまま話すと言葉にどもりが出て、伝えたかったことが余計に伝わりにくくなります。

話す内容をあらかじめまとめておく。

電話や自分から相手に話しかける場合には大変有効な方法です。

やり方は簡単で、電話等で話す内容をワードファイルなどで文章化し、まとめておくだけです。

その文章を見ながら電話をすると、頭の中で次に何を話すか、と考えるのと比較し、

事前に道しるべを作っているわけですから、言葉が発声しやすくなることもあります。

例えば、

「当方では〇〇という事業を行っており、今年度は△△という目標をたてております。そこで、御社の事業の■■について詳しくお聞きしたく、ぜひお伺いさせていただきたいのですが、〇月〇日の〇時では、そちらのご予定は空いておりますでしょうか?」

といった感じです。

本当はこんなざっくりとはしていないのですが、こちらが伝えたい趣旨をズバリ会話文ベースで一度文章化してから、相手に電話をしています。

箇条書きですと、それぞれの項目をつなげて言うタイミングでどもってしまうことが多いので、なるべく会話文体でまとめています。

時間に余裕があれば、その文章を見ながらぼそぼそと練習し、つかえやすいところを事前に把握でき、自分の言いやすい言葉に置き換えるということもできます。

私は、

会話をするのが初めてで、相手がどういった方なのかが分からない、

というときにこの方法を用います。

吃音を持つ方にあるあるですが、自分の知らない未知の人であればあるほど、どもりが起きやすいです。

一般のビジネスシーンとしても、相手方に伝えるべき論点がまとめられるので伝えたいことを漏れなく伝えることができる良い方法ですよ。

会話を振り返り、どもりが出た箇所について復習する

人によっては、自分がどもっていた会話の場面を振り返るのを好まない方もいらっしゃると思いますが、

会話の場面を振り返ることで次にいかにどもらないかの対策をします

どもりがよくでてしまった会話の場面を最初から最後まで振り返り、

「この単語でどもりがでやすいから、発声するまえには落ち着いてゆっくり話すようにしよう」

「今思うと話すスピードが速すぎたな。もう少しゆっくり話せばどもりが抑えられるかもしれない」

といったように、どもりが出たことを後悔するのではなく、

次の会話でいかにどもりを抑えられるかを前向きに分析します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

おそらく何も対策しないよりかは、どもりを抑えられると思います。

どもりをおさえる方法は人によっても様々ですが、

心をリラックスな状態にして、落ち着いて話すということは鉄板だと感じます。

こういったどもりを抑える工夫を重ねていく上でさらに大切なことは

「どもりが出なかったことを、成功体験として頭に刻むこと」

です。

「どもってしまった・・・」といった自分にとって嫌な感情はよく覚えているものですが、

逆に、あのとき私はこんなこともできた!と成功体験も頭で覚えていることも多いです。

「今の会話で一度もどもらなかった!」

と、どもりに対しての成功体験を積み重ねることで、ネガティブな感情をなくしましょう。

こうした成功体験を何度も繰り返すことで、自然とどもりがなくなるようなケースもあかもしれません。

まずは小さなことからコツコツと始めてみましょう。

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